■ ID
| 1569 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 2011年2月の国内におけるPM2.5の高濃度現象の解析(3)
|
■ 著者
| 山神真紀子
名古屋市環境科学調査センター 佐川竜也
島根県出雲保健所 中戸靖子
大阪府立環境農林水産総合研究所 長田健太郎
山口県環境保健センター 米持真一
埼玉県環境科学国際センター 山本勝彦
大阪府立環境農林水産総合研究所 山田大介
川崎市公害研究所 芝和代
愛媛県立衛生環境研究所 山田克則
福井県衛生環境研究センター 菅田誠治
(独)国立環境研究所
|
■ 出版元
| |
■ 出版年
| 2012 |
■ 誌名・巻・号・年
| 第53回大気環境学会年会、平成24年9月13日 |
■ 抄録・要旨
| 2011年2月4日から7日にかけて九州から東北の広い範囲にわたり、高濃度のPM2.5が観測された。PM2.5の高濃度は2月4日には、西日本を中心に観測され、その後、高濃度地域が拡大し、関東を中心に高濃度が発生した。
PM2.5の成分組成は、宮崎と岡山では、高濃度時とその前後でほとんど変化が見られなかったが、名古屋、埼玉ではPM2.5濃度の上昇に伴って硝酸イオン、硫酸イオン、アンモニウムイオンの成分比率が上昇していた。
高濃度期間中の気温は平年より3〜5℃高く、3月並みの暖かさであった。同時に光化学オキシダントも高濃度となっていたことから、西日本では組成の類似した高濃度の気塊が輸送されたことで高濃度が見られたが、更に東に輸送される間に、二次生成が進んだものと考えられた。
|
■ キーワード
| |
■ リンク先URL
| |